資産運用の方法は数多くあります。日本人ならば誰もがやっている方法は預金ですが、他にも株式や投資信託、FX、ETF、不動産など、どんどん挙げていけばきりがありません。

さらに、資産が1000万円ほどになってくると選択肢がより広がります。個人投資家向けのヘッジファンドなども登場してくるからです。

 

それでは、貯蓄が積み重なり資産が1000万円ほどになった時、どういった投資手法で運用するのが良いのでしょうか。

元本保証ではないというリスクが取れる方であれば年間利回り20%で運用する事も夢ではありません。

この年間利回り20%という数字は大変高い数字と言えるでしょう。

簡単ではないですが、これを実現するのがイラン株への投資だと言えます。その理由について詳しく解説します。

 

目次

イランの経済状況とは

まず経済的に見てイランとはどういった状況にある国なのでしょうか。

イランは核開発が露見したことに端を発する経済制裁により、外国との取引が規制されていました。

しかし、2016年に核合意が履行されたことにより、その制限が解除されました。

 

そのため、イランは未開拓な市場として世界的に注目されています。現に日本、フランス、ロシア、中国など、世界各国から資本が流入しています。

イランには世界から資本が集まっているため、大幅な経済成長が期待できると言えます。

そしてもちろん、それに合わせてイランの株式も急成長することが予想されるのです。

個人投資家としてこの恩恵を受けるためには、イランの株式に投資する必要があります。

続いて、イラン株式市場の状況はどうなっているのか見ていきたいと思います。

 

イランの証券取引所とは

まず、イランの証券取引所はどうなっているのでしょうか。イランには主に2つの証券取引所があります。

●Tehran Stock Exchange(TSE)
Iran Fara Bourse(IFB)

 

これらは、Securities and Exchange Organization(SEO)によって統制されています。

Tehran Stock ExchangeとIran Fara Bourseを合わせた時価総額は1110億ドルに上ります。

40の異なる産業から成る535の銘柄が上場しており、中東で最も多様化している株式市場と言う事ができます。

 

Tehran Stock Exchangeはテヘラン証券取引所と呼ばれ、設立は1967年で50年の歴史があります

始めは6社からのスタートでしたが、現在では420社を超える証券を取り扱っています。

テヘラン証券取引所は、まさにイランの中心的な証券取引所と言えます。

一方、Iran Fara Bourseは証券やその他金融商品の店頭取引を行っています。

 

イラン株への投資が年間利回り20%を達成できる理由とは

続いて、イランの株式の状況はどうなっているのでしょうか。

イランの株式市場はまだ洗練されているとは言えず、日本の常識から考えたらとても信じられないような数字が散見されます。

配当利回りや配当性向など非常に高い値となっている銘柄が存在するのです。

このチャンスを逃す手はありません。

具体的な銘柄について見ていきたいと思います。

 

Mobile Telecommunication Co. of Iran

Mobile Telecommunication Co. of Iranはイランのみならず中東で最大の携帯電話会社であり、6,300万人の加入者を抱えています。

(Mobile Telecommunication Co. of Iranに関する数字は2015年7月点で取得できた値となっています。)

 

時価総額 (Million USD) 3,209 発行済株式数(Billion) 4.0
1株当たり純利益 6,349 予想1株当たり純利益 6,808
株価収益率 4.17 予想株価収益率 3.89

 

 

特筆すべきはその配当利回りの高さです。なんと20.8%となっています。これは非常に注目すべき数字です。日本で年利20%の金融商品を見つける事は株に限らないとしても困難を極めるでしょう。

日本株の平均配当利回りと合わせてみると以下のようになっています。
(出典 日本経済新聞2017/3時点:http://www.nikkei.com/markets/kabu/japanidx/)

 

 

日本株の平均利回りは、年利1.57~1.66%となっていることが分かります。イラン株式の配当利回りは20.8%と日本株を大きく上回っていることが分かります。

続いて、日本株の配当利回りのランキングを見ていきます。ここでは、平均ではなく高いものから順にみていきます。
(出典 東洋経済:http://toyokeizai.net/articles/-/132849?page=2)

 

 

1位が丸三証券の8.31%となっています。2位は少し開いて、デクセリアルズの6.44%となっています。

その後、5位までが6%台でそれ以降はすべて5%台となっていることが分かります。

1位の8.31%と比べてもイラン株Mobile Telecommunication Co. of Iranの配当利回りは2.5倍以上となっています。

 

配当はマーケットの影響を受けずに、リターンが得られます。すなわち、配当利回りが20%ということは20%のリターンが約束された状態で投資を行う事が出来るのです。

もちろん株価の変動によって最終的な損益は変動しますが、イラン株への投資は日本株への投資よりも圧倒的に有利な条件で行うことができると言えます。

 

単純に考えると、株価が変化しなくても+20%ですし、株価が20%上昇しようものなら、配当と合わせて+40%もの利回りとなります。

イラン株には高利回りで運用できる夢が溢れていると言えます。

さらに、不動産などでは余程いい物件でも年利8%程ですから、年利20%という利回りは、その他の金融商品よりもイラン株式を優先する理由に値すると考えられます。

 

イラン株に投資する方法

イランの具体的な株式について見てきましたが、日本の常識から考えたら信じられない配当利回り20%という数字となっていました。

現在ではイランへ投資できる投資信託やETFもなく、これだけ有望なイランの株式市場が手つかずとなっています。

この状況がいつまでも続くとは考えにくく、いずれ是正されてしまう可能性もあります。

そのため、修正が入る前にイラン株への投資を行っておく必要があるのです。

 

それでは、実際にイラン株へ投資するにはどうすれば良いのでしょうか。

ブラジルやベトナムなどの新興国であれば投資信託やETFなど金融商品を通じて売買できます。

ただし、イラン株を売買できる投資信託やETFを取り扱っている金融機関がないため、通常の方法では購入する事が出来ません。

投資方法について、詳細は別記事「イラン株に投資する方法」をご参照ください。

 

 

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