EU「イランとの核合意を強く支持」

欧州連合外務・安全保障政策上級代表フェデリカ・モゲリーニは、イランと六か国における核合意は厳守されるべきだとしました。

IRIB通信によりますと、モゲリーニ上級代表は9日火曜、国連安全保障理事会の会合において、「アメリカの政府関係者と、核合意の完全な実施、シリアやイエメンをはじめとする危機の解決におけるイランの地域的な役割について、話し合いを行っている」と語りました。

また、「IAEA国際原子力機関はイランによる核合意の実施を確認しており、全ての関係国は、核活動に関する制裁の解除など、この合意の全ての取り決めの実施において平等である」と強調しました。

さらに、「EUは、イランとの核合意を強く支持する」と強調しました。

イランと6ヶ国は、2015年7月、イランの核問題に関する核合意に調印し、この合意は2016年1月16日から実施されています。

こうした中、アメリカは常にこの合意の取り決めの実施を怠っており、同国の現政府は核合意をアメリカ史上最悪の合意としています。
(出典 Pars Today:http://parstoday.com/ja/news/iran-i29984)

フェデリカ・モゲリーニは、イランと六か国における核合意は履行されるべきで、EUはイランとの核合意を強く支持すると述べています。

これは、アメリカがイランとの核合意を史上最悪の合意とし、履行に前向きではないことに対して釘を刺していると言えます。

経済制裁解除に伴うイランの経済成長を期待して投資を行うことを考えると、アメリカの核合意破棄と言う事態は絶対に避けるべき事象です。

しかし、実際にアメリカが核合意を破棄することは難しいと言えます。その理由の一つとして、核合意が多国間合意であることが挙げられます。

つまり、アメリカという一国のみの意向で破棄するのは困難なのです。そうした状況の中、アメリカ以外の関係国が引き続き核合意を支持していることが分かります。そのため、今後も経済制裁の解除による経済成長が期待できそうです。

経済制裁の解除に関しては別記事「投資価値を生む!?イランの経済制裁解除とは」にも詳しく記載していますので気になる方はそちらを参照ください。

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